2009-07

ずっと作りたかった、総革製のストラップ2種が完成しました。

まずは、一眼レフ&レンジファインダー用の本革ストラップ「クラシコ」から。



クラシコ(Classico)とは、イタリア語で「伝統的な」とか「古典的な」というような意味です。

昨今いろいろなところで売られている一眼レフ用のストラップは、そのほとんどが、先端部分はPPテープ(いわゆるナイロンの平紐)になっています。簡単に強度と耐久性を確保でき、品質が安定し、かつ素材コストも加工の手間も掛からないというのが、多用される理由だと思います。かく言うユリシーズでも、麻紐ストラップシリーズでは麻紐との相性が良いので採用しております。

ただPPテープを使うと、見た目の印象にはマイナスに働きます。首当て部分に高価な革をあしらっても、どうしても先端部分との質感がちぐはぐになって、安っぽさが出てしまうのです。この問題を解決するために、時代に逆行するようですが、あえてオールレザーのストラップを作ることにしました。きちんと作りさえすれば、品質面でも実用面でも問題はありません。なにしろほんの少し前まで、ストラップといえば「頭のてっぺんから爪先まですべて革製が当たり前」という時代があったんですから。

とはいえ、ただ単に懐古趣味では芸が無いので、性質の違う2種類のイタリアンレザーを貼り合せて柔軟性と強度を両立させ、ついでにコバ(革のふち)も磨いてみました。巻きつけた際にカメラを傷つけることがないよう、金属部品を使わないことにもこだわっています。
「CLASSICO」とは「原点回帰」かつ「温故知新」というニュアンスを持たせてつけた名前だったりします。


(ふにゃっと曲がるくらいしなやかです。)


(左から、ヌメ・ブラウン・チョコレート・ブラック。)


(左から、インディゴ・オリーブ・レッド・パーシモン。)

二重環とリングカバーがオマケで付いてくるので、一眼レフとレンジファインダーに関しては、ほとんどのカメラに装着可能です。推奨重量は1.3kgまでとなっておりますが、これは「食い込みなど首への不快感を感じることなく使用できる範囲」を意味します。耐荷重は5kgほどあります。



次に、コンパクトカメラ用の「クラシコ DG」。



根本的な設計思想は、一眼用のクラシコと同じです。違いは、一眼用の太さが18mmなのに対し、こちらは少し細めの16mmであることと、先端がお馴染みプチバックルであること。ただし、黒いプラスティック製のプチバックルは、便利ですが見栄えが今ひとつなので、今回は革製のスカートを付けて目隠し出来るようにしました。
(ベルボトムみたいでかっこ悪いと思われた方は、あまりお薦めはしませんが、カッターでスカートを切除するという手もあります)



もちろん、このストラップも非金属&柔らかなので、こんなことをしても大丈夫。



蛇足ですが、ボディスーツを着せたDP1とコーディネートすると、同じ素材なので違和感がありません。



こちらも一眼用と同じく8色展開となっております。
  • Author:ulysses
  • | Date:2009年07月18日
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  • | Category: General