革の経年変化(エイジング)について
弊社製品で採用されている革のほとんど(一部を除く)は、「ベジタブルタンニンなめし」加工によってつくられています。そのため、使い込むほどにエイジング(革の色調の経年変化)を楽しむことができます。お買い上げ時点の色から徐々に深みのある色へと変化していきますので、「革を育てる」感覚で可愛がってください。
経年変化(エイジング)の例を、以下に掲載いたします。
青系や緑系の革はエイジングの進みが早いですが、中でもオルテンシアは特にエイジングが早く進みます。青や青緑から濃緑色に変化し、最終的には黒に近くなります。他の色では見られない、唯一の特殊な育ち方です。
ネイビーは新品の状態だと少しグレーが混ざったようなダークな色合いになっています。エイジングが進むと、青みが抜けて、グレーや茶色が強くなっていきます。
グリージオは新品の状態では、一見すると薄めの緑、よく見るとグレーが混ざったような色合いになっています。エイジングが進むと、茶色(または枯れ葉色)が強くなります。
オリーブは新品の状態では、グリージオより深い緑です。エイジングが進むと茶色(または枯れ葉色)が強くなります。
茶系の色はエイジングによって色の方向性が変わることは少なく、濃淡の変化があります。ブラウンはエイジングが進むと、単純に茶が濃くなっていきます。
チョコレートはエイジングが進むと、こげ茶が濃くなりますが、元の色が濃いため他の色に比べると、見た目の変化は少なめです。
ブラックはエイジングが進んでも、色としての大きな変化はありません。
ストラップの裏側に使用されているヌメは、エイジングが進むと飴色になっていきます。
クッシーノのスモーキーグレーは、エイジングが進むと赤みをおびた茶色に変化していきます。
他の茶系の革と同じように、クッシーノのブラウンは、エイジングが進むと茶が濃くなっていきます。
他の黒系の革と同じように、クッシーノのブラックはエイジングが進んでも、大きな変化はありません。
ストラップと異なり、手で触る機会の多い製品(ポーチや財布など)は、使っていくうちに艶が出やすいです。
コモドのグラファイトは、エイジングが進むと赤みをおびた茶色に変化していきます。