ULYSSES®製品の革について


ユリシーズ製品には、主にイタリア中部・トスカーナ地方の老舗タンナーが 少量生産する、貴重な"フル"ベジタブルタンニンなめしのバケッタレザーが使用されています。(※一部製品を除く)
良質の革がもつ素晴らしい手触りと高級感を体感してください。
 

色味の違いについて

化学薬品を使うことで色味や柔らかさを安定させる「クロームなめし」の革と異なり、天然成分を使って古い手法で作られる「ベジタブルタンニンなめし」の革は、濃淡や色乗りに差が出ることがあります。
原材料である革の仕入れ時期によって、革の濃淡や色乗りに差があるため、商品1つ1つの個体差というよりも、ある時期に生産した在庫はすべて濃く、別の時期に生産した在庫はすべて薄い、といった差が発生しやすい傾向にあります。
 

革の色の経年変化(エイジング)について

弊社製品で採用されている革のほとんど(一部を除く)は、「ベジタブルタンニンなめし」加工によってつくられています。そのため、使い込むほどにエイジング(革の色調の経年変化)を楽しむことができます。お買い上げ時点の色から徐々に深みのある色へと変化していきますので、「革を育てる」感覚で可愛がってください。

色ごとの経年変化の傾向
青系は青緑へ、緑系は茶へ、グレーは赤茶へ変化していくものが多く、またこれらの色は経験変化のスピードも早い(色の方向性が変わるため変化を感じやすい)傾向にあります。
黒や茶系の革は、基本的に色がそのまま濃くなる程度で、色の変化は少ない傾向にあります。

以下のページにて、具体的な色の変化の例をご覧いただけます。
革のエイジング(経年変化)について
 

革の柄の個体差について




天然皮革のため1品1品革の表情が異なります。この世に同じものが2つとない、あなただけのアイテム。大切にご愛用ください。また革には、生前の牛にあった擦り傷やシワ、血管の跡などがこざいます。そのひとつひとつが「生きていた証」ですので、風合いとしてお楽しみ下さい。
 
 
 

革のお手入れについて

イタリア製バケッタレザーの場合は、オイル成分を豊富に含んでおりますので、一般的な革製品と違い、ミンクオイル等での定期的なメンテナンスはほとんど必要ありません。手で触り、よくお使いいただく事で馴染みが良くなり、風合いが増します。 もし少し表面が乾燥してきて気になるような場合がございましたら、市販のレザーケア用品をご利用下さい。なお、弊社ではラナパーをおすすめしております。
※写真のストラップは「70%グランデ」
 
 
 

革製品ご使用上の注意

「ベジタブルタンニンなめし」のレザーは染料を使った染色のため、汗や雨に濡れると洋服に色移りする場合があります。十分にご注意下さい。 ユリシーズのストラップの場合、裏面は色移りしにくいヌメを採用しておりますが、色移りしないことを保証するものではありません。
 
 
 

数多くの雑誌でご紹介いただいております。