ドリットとは、イタリア語で「まっすぐな」を意味する言葉。その名の通り、肩当てから先端部までくびれがない、細身で一直線のストラップです。
取り付けにリングを使うタイプの、丸型アイレットを備えた一眼レフやミラーレス一眼、レンジファインダーなどにお使い頂けます。
ベジタブルタンニンレザーの両表(りょうおもて)仕立て
(写真のストラップは70%グランデ、カスターニョ。)
イタリア・トスカーナ地方の老舗タンナーであるバダラッシ・カルロ社が作り出す、フルベジタブルタンニンなめしレザー「プエブロ」と「ミネルバ・ボックス」を、表と裏に使用。
繊細なダメージ加工を施されたプエブロ(表面)と、バタ振り加工で柔軟性とシボ感を出したミネルバ・ボックス(裏面)を貼り合わせて「両表(りょうおもて)仕立て」にすることにより、柔らかさと強靭さを両立させました。また、コバ(革の切断面)の処理も、一本一本丁寧に手作業で磨き上げています。使い込むことによる経年変化(エイジング)をお楽しみください。
贅沢な一枚革仕様
105cmのMサイズはもちろん120cmあるLサイズも、一枚革から切り出した継ぎ目のない作りです。一枚の原皮から取れる本数が限られているため、たいへん贅沢な仕様と言えます。
リングでカメラが傷つかないように配慮
金属製のリングがカメラ本体を傷つけないよう、ストラップの先端部にリングガードを設けました。
リングとカメラ本体の間にリングガードが挟まることで、リング部分が自由に回転しないため、ストラップがよじれません。
またリングは、取り付けやすさと強度を両立するため、線径・内径・材質を吟味し、研磨加工を施したオリジナルのものを使用しています。
最も細いストラップ
ストラップの幅は13个如▲罐螢掘璽困離ラシコシリーズで最も細いモデルになります。
(左は13个離疋螢奪函右は17个離ラシコ)
カラーバリエーション
カラーは、上からブラック、カスターニョです。
色移りを避けるため、カラーにかかわらず身体に接する裏面にはヌメ(色なし)を採用しております。表面と裏面の色のコントラストをお楽しみ下さい。
革の色合い・風合いには差があります
実物は写真の色合いと異なる場合があります。また材料である革の仕入れ時期や個体差により、シワ、シボ、色味、黒点の有無など、風合いが異なる場合があります。
詳細は「
ULYSSES製品の革について」をご参照下さい。
サイズと目安
サイズは、M(105cm)とL(120cm)です。
デジタルカメラを首から下げてお使いになる場合は、身長に関わらず、Mサイズが使いやすいです。たすき掛けでお使いになる場合は、画像の推奨サイズ表をご参照下さい。
もっと詳しく:
ストラップのサイズについて
ドリットが使えるカメラと使えないカメラ
クラシコ・ドリットは、リングを介して取り付ける「丸型アイレット」を備えたカメラにのみ適合します。キヤノンEOSシリーズをはじめとする「スリット型アイレット」を備えたカメラにはご使用になれませんので、ご注意下さい。
なお、カメラご購入時に付属するメーカー純正の三角リングは、先に外してからお取り付け下さい。
主な仕様
素材:牛革、金属(丸リング)
生産:日本製/ハンドメイド
推奨荷重:1.5kg以下