「減らして薄い」ではなく、「減らさずに薄い」。
キャッシュレス時代になり、どんどん小さく、薄くなっていく財布。スリムな財布は、心まで軽くしてくれます。
その一方で、小さくなることと引き換えに中身を減らさなければいけない財布では、困る人もいる。減らしたくても減らせない事だって、あるはず。
また、お札や小銭の出し入れなどで感じる、ミニ財布にありがちな使い心地の悪さは、我慢しなくてもいいのではないか。
そんな疑問から、ユリシーズの「減らさずに小さい財布づくり」がスタートしました。
「COMODO」とは、イタリア語で「心地よい」を意味する言葉。
毎日使う財布だからこそ、ほんの少しのストレスが降り積もらない財布にしました。
カード14枚。お札10枚。硬貨16枚。今までの半分の厚みで。
カードが14枚入る仕組みは?

COMODOには、カードを個別に入れるポケットがありません。カード用のポケットを設けてカードを入れると、サイフの側面が板のように硬くなってしまい、柔軟性が失われてサイフ本体が膨らまず、収納量が減ってしまうからです。
また、個別のカードポケットを作るには何枚も革を重ねなければならないので、ポケットレスにすることで、そのぶん薄く出来ます。
さらに、コインスペースとカードスペースを上下にずらして重なりを避けることで、厚みが一点に集中することを避け、左右あわせて約14枚のカードを収納できるようにしました。
【実際に使って】お客様からのコメントカード入れも別れてないで重ねる方が、従来の分厚くなる財布よりも、探しやすく利便性も良くなりました。
【実際に使って】お客様からのコメントサイズは今まで使用していたものより若干小さい程度ですが、厚みは半分と、非常にコンパクトです。本当に同じものが入っているのかと思えるほどです。コインポケットも本当によく考えられているなぁと感心しています。
ガバッと開く浅いコインスペース

コインスペースは浅く、宙に浮いた構造で大きく開くため、硬貨の種類をはっきり確認でき、出し入れもしやすい構造になっています。(約16枚収納可能)
一見こぼれ落ちそうに見えますが、真横に倒さなければ、こぼれ落ちることはありません。
ファスナーの開閉は、財布を立てた状態で行ってください。
【実際に使って】お客様からのコメント財布としての機能面では素晴らしいの一言です。縦に扱うという事にだけは要注意。ジッパーを開けたまま横にするとコインが落ちます。それだけ浅いコイン収納ですが、これが絶妙な形状でコインの種類が一目で確認でき、且つ非常に取り出しやすく設計されています。
【実際に使って】お客様からのコメントコインスペースが素晴らしいですね。コインスペースは浅く、幅も大きすぎないため小銭が斜め一列に並びます。小銭はなるべくきれいに使い切りたい派の私としては、各小銭の枚数が瞬時に把握できるため嬉しいです。
【実際に使って】お客様からのコメント発達障害で手先が不器用な子どもへ、おつかいの練習のときに持たせる財布を探していました。「コインがぱっと見える構造=深いポケットに指を突っ込んで探す手間がない」点が、親子共にとても気に入っています。コインスペースの浅さでコインが落ちそうな印象だけは確かにありますが(笑)、落ちたことはまだありません。
全体がよく見えて取り出しやすい

Wの字型のマチを設けることで、財布が左右に大きく開きます。
複数のカードやお札から必要なものを選びやすく、取り出しやすい構造になっています。
【実際に使って】スタッフのコメントスタッフの森です。我が家では家の出費として支払うときの家族財布として、夫婦兼用で1つのコモドを使っています。マチがあって大きく開くおかげで、ページをめくるように目的のカードをピックアップできるのが便利です。またコインスペースが見やすく小銭の額がパッと把握できるので、現金払いの時には不要なお釣りを増やさずに済んでいます。
お札がキレイに二つ折りになる

コインスペースを兼ねた中央の仕切りに沿わせる形でお札を入れると、自然と緩く半分に折れるようになっています(約10枚収納可能)。頻繁に使う1000円札を一番手前にすると便利です。 (お札とカードを左右に分けてもOK)
【実際に使って】お客様からのコメントこちらの財布は商品説明画像のようにお札を入れると、汚い折り目がつかないため、気持ちよく支払えます。
【実際に使って】お客様からのコメント実際に使ってみると、仕切りが最小限なのが便利ですね。私はカード類は左右に分散、お札も二つに折り、金種で左右に分散して折り目を奥にして入れています。
キーやSDカードが入るシークレットポケット

間仕切りの下部には、鍵1本、またはSDカード1枚が入る隠しポケットを設けました。スペアキーや予備のSDカードを入れておくことで「家の鍵を紛失して入れない!」「カメラにSDカードを入れていなかった!」というようなアクシデントに備えられます。
ロゴで裏表を分かりやすく

片面にのみ「ULYSSES」のロゴを刻印することで、裏表を判別できるようにしています。Suicaなどの交通系カードを改札でタッチさせる時に便利です。
たかがLファス、されどLファス。

試行錯誤の末にたどり着いた「最も使いやすいカタチ」は、意外にも、オーソドックスな形の財布でした。今まで「L字ファスナー財布ってそんなもの」として見過ごされてきた細かな使い勝手の悪さを、ひとつひとつ丁寧に改善した結果、サブではなく、メインとして使える豊かな収納量を誇るL字ファスナー財布ができました。
革ごとの特徴
ブライドルブラック、ブライドルネイビー

イギリスの老舗タンナー「セドウィック社」のブライドルレザーを使用しています。ブライドルレザーには白く浮いたロウの結晶(ブルーム)があり、革好きの心を鷲掴みにします。ロウは一週間ほどの使用できれいになくなり、革の表面が見えてまいります。
なお、ロウの乗りは(財布1個単位ではなく)使用する革1枚単位で異なります。仕入れ時期によってロウの乗りや光沢感が写真と異なる場合がありますので、あらかじめご了承下さいませ。
シビラ チェネレ

イタリア・トスカーナ地方の老舗タンナー「テンペスティ社」の牛革を使用しています。表面にホワイトワックスが施されており、使っているうちに消えていきます。革は最初はライトグレーのような色味ですが、経年変化で赤茶色が強くなっていく特徴があります。
シルバー

国産ゴートレザーをベースに、シルバーの上に白をのせて作った革(ULYSSESオリジナル)を使用しています。シボのシワが深い革の表面をシルバーに染め、次に白い顔料をその上に塗り重ねて、適度にこすり取ることで、革に表情をつけています。

革にもともと含まれる小傷が目立つ、または色ムラがある場合があります。これらは仕様となりますのであらかじめご了承下さいませ。
なお、最終的には白の顔料やシルバーが消えて、ベージュのような色合いが見えてくるようになります。
革の色合い・風合いには差があります
実物は写真の色合いと異なる場合があります。また材料である革の仕入れ時期や個体差により、シワ、シボ、色味、黒点の有無など、風合いが異なる場合があります。
詳細は「
ULYSSES製品の革について」をご参照下さい。
主な仕様
素材:牛革(シルバーのみ山羊革)、PE、金属
生産:日本製/ハンドメイド
サイズ:W95×H123×D13mm(何も入れていない状態の時)
重量:約75g
備考:この商品はエコ配送には対応していません。
\コモドの開発者インタビュー/